to sea / 舟のフックピアス- あわび

¥85,800(税込)

to sea / 舟のフックピアス- あわび

呼吸するジュエリー “su Ha”

素材に宿る美しさを活かしたデザインと、日本の職人の繊細な手仕事が、ジュエリーひとつひとつに命を吹き込みました。
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商品名 生産国 素材 サイズ
to sea / 舟のフックピアス- あわび 日本/東京
※あわびは隠岐の島、伊勢、玄界灘より
あわび/K18YG S:約W280×H310mm
M:約W390×405mm
※両耳ペア

商品コード: S/775000003000、M/775000004000

  • こちらのジュエリーは天然の素材を生かした特性上、1点1点色や厚み・風合いに違いがある製品です。掲載画像とお届けするお品物は多少異なる場合がございます。製品の特性をご理解いただいたうえ、ご注文ください。
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su Ha・伊藤 陽子  Ito Yoko

  • 自然素材ジュエリー / 東京都
  • 命あるものから生まれた素材によるジュエリー「su Ha(スハー)」
  • 素材に宿る美しさを活かしたデザインと、
  • 日本の職人の繊細な手仕事が、
  • ジュエリーひとつひとつに命を吹き込みます。
 


呼吸するジュエリー 一般的な装身具に用いられる宝石などの鉱物ではなく、かつて生きていたもの、“命あるものから生まれた素材によるジュエリー”「su Ha(スハー)」。
日本各地の森や海から得た木や貝、珊瑚といった素材は、そのままでは荒削りで不揃いですが、削ったり磨いたりしているうちに、時空を超える命の美しさが現れ、息づかい(su Ha)や鼓動さえも聞こえてきます。
素材に宿る美しさを活かしたデザインと、日本の職人の繊細な手仕事が、ジュエリーひとつひとつに命を吹き込みました。

suHa jewelry is made of materials that used to be living things.
Materials, including woods, shells and coral, obtained from various places in Japan are originally rough and disorganized, but in the process of cutting, shaving and polishing them, beauty of life inside, which is beyond time and space, comes out. You can hear even breath and heartbeat. (“su Ha” is Japanese onomatopoeia of breathing.)
Collaboration of design, which takes advantage of beauty dwelled in each material, and sophisticated handmade skill of Japanese craftsmen has breathed life into each item of su Ha jewelry.

“su Ha”ブランドサイトはこちら>>

小舟をモチーフにした“to sea”シリーズは、su Ha 誕生時より続くブランドを象徴するプロダクト。
あわび、黒柿などの天然木、日本きじ、天蚕など、素材の魅力を最大限に引き出したシンプルなフォルムと、オリジナルデザインの18金フックとの組み合わせが特徴です。

オリーブ色の中に淡いピンクとグリーンの輝きが宿る、自然物ならではのあわびの色合い。
とても軽くて悪目立ちせず、不思議なほど合わせやすいピアスです。

- あわびの真珠層は、日本古来から多くの装飾品に使われてきました。
代表的な螺鈿(らでん)細工には、貝殻の真珠層を厚さ0.1ミリ以下に摺りおろした「薄貝」という材料が使われています。均質で下地の色を透かす薄貝による表現は、正倉院の宝物にも見られるように緻密で華やかです。
su Ha のピアスは、ひとつひとつの貝殻の厚みをそのまま生かして仕上げます。命を感じる虫食いの穴や傷も丁寧に取り込み、あわび貝に宿る色の重なりとゆらぎの表情を、シンプルな輪郭におさめます。-
職人の技術が光るK18のオリジナルフックは、あわびの曲面に沿うように、手作業でひとつひとつ形良く仕上げています。

良質なあわびを求めて、日本各地を巡られる伊藤さん。
隠岐の島や伊勢の海から届けられたあわびの原貝は、封を開けると、磯の香りが広がるそう。

- 海で生きているあわびは海藻やフジツボで覆われていて、岩のように擬態して外敵から身を守っています。海中で擬態したその姿は、熟練の漁師でも見分けるのが難しいことがあるそうです。

su Haのあわびのアイテムは、それらの付着物と外層(稜柱層)を手作業で削り取り、その下に潜む真珠層を丁寧に磨き出して作られています。真珠層の厚みから生まれる奥行きのある輝きを引きだすために、貝殻の自然な丸みに合わせて厚みいっぱいに型取りする作業は、機械に任せることのできない、職人の手の感覚が頼りの仕事です。

あわびの貝殻の輝きは、炭酸カルシウムの板状の結晶と有機物の薄膜が規則正しく積み重なった構造が反射する、光の干渉作用によって生まれます。とても薄い陶板が、柔軟な接着層で重ねられているようなイメージです。1ミリの厚さあたり約1000枚の結晶が重なり、接着層がクッションの役割をしているため、非常に強くてしなやか。簡単に割れることはありません。人間のようにエネルギーを使って高温で焼き固めたりすることなく、ゆらゆらと海水中の炭酸カルシウムを体に取り込んでいくだけで柔靭なセラミック層を作っている。貝類が誕生して約5億5千万年、時を超えてあわびがたどり着いた進化の形です。

真珠層の重なりには方向性があり、輝きを増す角度が決まっています。耳に着けた時に最も光を集めるように、右耳用と左耳用のパーツに取り分けます。-

当店のスタッフにも愛用者の多いアワビのフックピアス。
“虹色”と表現される温かみのある色合いは、光の当たり方により輝きを変え、身につける人にそっと寄り添ってくれるような小さな命のぬくもりを感じます。

“to sea=船出”の意味を持つ小舟をモチーフにしたデザインは、新しい出発を予感させる力が湧いてくるようなジュエリーです。

日本各地から集められた、“呼吸する”素材たち 森や海で育まれる命あるものから生まれた素材を用いるsu Ha。
デザイナーの伊藤さんご自身が、全ての素材の産地へ直接足を運び、誰のフィルターもかかっていない原素材に触れて、ものづくりが始まります。
時間をかけて歩いた現場では、地域由来の素材と共に生きる人たちから多くの学びがあり、su Ha のものづくりの礎となっているそう。